続よねかえる日記~47の素敵な煩悩~

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また来たな!2024夏 今聞くべき地下アイドル曲9曲!!俺的楽曲大賞2024上半期

■また来たな!2024夏 今聞くべき地下アイドル曲9曲!!俺的楽曲大賞2024上半期 
●24年版アイドルと言えば夏曲じゃないですか。
アイドルはやっぱり夏曲じゃないですか。
これ日本全国のドルヲタがそう思うはずなんですよね。
去年と同じ出だしです。(略)

ただですね、昨年以前とは大きく変わりましたね。
正確にいえば、「元に戻った」。

 


●ふるっぱーとアイライフ
18年~22年はコロナ。コロナで活動が大きく制限されていたグループが多く、夏曲も割と控えめだった印象。
そこへ23年はふるっぱーとアイライフですよ。
TikTokを武器に、非ヲタ一般人からの集客に成功し実績を残した22年末~23年初頭。
その結果ですね、23年はアイライフなりふるっぱーに続けと、コミカルポップな要はTikTokに流し込みやすい曲が一気に増えたのですよね。
どこもTikTok目当てで新規集客しようと作曲家にそういうオーダーを出したのでしょうが、実際そんなに二匹目のどじょうはいるわけでもなく。
おかげで実は去年は夏曲いいのがないと感じていた部分が結構あったのですよね。

 

でも今年24年になって、それが元の潮流に戻ったというか、TikTokTikTokであって、そんなに再現性はなかったことが分かったうえで、元の伝統的夏曲の作り込みに戻ったのかなと思いませんか?
どうです?

 

そんなわけで今シーズンは割といい曲多いなーと思いながら聞いてる次第です。

 

 

●また来たな!2024夏 今聞くべき地下アイドル曲9曲!!俺的楽曲大賞2024上半期 
そんな前置きをしましたが、では早速今シーズンおススメの夏曲をご紹介しましょう。
俺基準!!1曲を除いて全部24年夏曲から引っ張ってます。

 

1:ナツソラ Jams Collection
作曲:渡邉 俊彦

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Rebrastの渡邉さん、自分的にはそうです、なんキニの「アオハル」の作曲でお馴染み。他にも「夢のつづき」もそうですね。
ジャムズは毎年夏曲をちゃんと用意してえらいよね。しかも伝統的な曲調でそこからブレないのも素晴らしい。
ヲタクがアイドルに何を求めてるかちゃんとわかってるよね。
この曲も地下アイドルの作曲家向けの教科書に載せたいくらいの「夏曲」です。

 


2:Bye My Summer 真っ白なキャンバス
作曲:古屋 葵

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11月で解散する白キャン。これだけ去年の曲だけど許してほしい次第。
夏曲の歌詞に欠かせない、寂寥・懐古・無力・純粋が全部入っている曲。
これ解散見込んで書いた詞なんじゃないかなーとかふと思う。

 


3:Reflection INUWASI
作曲:辻久 カオル

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語るほど知らないので黙ってます。いい曲なんすよ。

 


4:夏が来たから ≠ME
作曲:Bugbearバグベア) & Rino Sashihara

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語るほど知らないので黙ってます。
とはいうものの、「君の音だったんだ」「君はこの夏、恋をする」「≠ME」などと同じ作曲者。
だから伝統的ノイミー節みたいなのが強めで、それがいい、そこがいい。
冨田菜々風ちゃんがベースで支えてるのもノイミー節感を高めますね。

 

 

5:sailing!! yosugala
作曲:平地 孝次

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語るほど知らないので黙ってます。いい曲なんすよ。

 

 

6:カラフルバケーション UtaGe!
作曲:古屋 葵 & ジジ

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語るほど知らないので黙ってます。いい曲なんすよ。
作曲者が白キャンと同じ人なのもポイント。

 

 

7:きっと夏のせいだ 透色ドロップ
作曲:村雲 順樹

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透色は少女性というか、幼さみたなものを残す感じがアイデンティティなのだと思うけど、その良さに疾走感をプラスした夏曲。
ポカリとか、カルピスウォーターとか、三ツ矢サイダー飲みながら聴くとよいです。美味しくなります。

 


8:灼熱Glitter Peel the Apple
作曲:多田 慎也

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昨年VIVA夏サンシャインで少し軸がぶれた感じがありましたが、元に戻して伝統的夏曲をもう一度作って来た多田先生。
サビ前のベースで上げていく感じ、多田節ここにあり。

 


9:86 SUMMER FILM Merry BAD TUNE.
作曲:甘噛

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これだけ聴いておけば24年夏はいいのではないか?
それくらいの完成度とポジションの曲。
白キャンのところでも書いた、夏曲の歌詞に欠かせない、寂寥・懐古・無力・純粋が全部入っている曲。
昨年のTIFへのメインステージ争奪戦のエピソードと、普遍性のある一般的な夏曲歌詞とを上手く混ぜてダブルミーニングで解釈できるように工夫された曲。

 

ニゾンが全編に渡っているけど、たまにあるソロパートが良いんですよ。
あとは音の高低差ね。
ギターソロがあって、色んな意味で対比が多くて、散らかり気味の曲なんだけど、大サビ以降がまとまってきているので、それがヲタクの散らかった出来事が集約されて美化された思い出になるように、最後にまとまる良さがあるんですよね。
でもですよ、最後にユニゾンだらけで集約された最終節なのに「♪ずっと忘れないような季節を~」と、そこだけあいなちゃんのソロなのよね。
これ、こうした理由を知りたいところだわー。
その前にもあいなパートがあるわけだけど。この2つが良すぎるんだよなー。
そのまま最後までギターソロ。

 

短い曲が多いバチュンで久しぶりに4分30秒の曲。そこのアウトロに30秒。途中のギターソロも2回10秒各4小節かな?
寂寥・懐古・無力・純粋を思いっきりぶつけてきた感じ、たまらんすよね。

これ夏フェスで聴くと最高高まりますよ。

 

 

というわけで、今年も夏はバチュンだな!という感じで締めたいと思います。
初ガツオ(5月)から戻りカツオ(10月)の間がバチュンの旬で、この時期は脂乗ってて美味しいので、現場で特にフェスで美味しく頂けて最高じゃないすか?と散らかり気味だけど、まあいいや。