今年も例年の通りの素晴らしい出来。その中にある繊細な味わいが特に格別である(チーム8ヌーボー)
■AKB48Team8 1年間のキセキ 5th lap の感想文
感想はいろいろとあるので小間切れ気味ですが。
●この構想はいつから?
一番大きい感想はこれですねー。「この構想はいつから?」
今回の動画の特長的で気になった部分は
・佐藤七海のインタビューは秋(背景の木が銀杏で黄色い時期、かつ服も冬)
・岡部麟のインタビューは春(背景の木が桜で葉桜の時期、服は冬ぽいけど今年は寒かったし)
・BGMは全部ピアノ曲
・チャプター分けがない(実質的な時系列分けはあるけど、テーマ分けがない)
・22:50あたりからのスロー撮影(通常撮影ではスローにならず、スローモードでの撮影が必須でつまり最初からスローで撮っていたわけで、それが今年での使用を意図したのか、来年向けだったのか、あるいは単なる素材収集だったのか)
・小栗、坂口ほぼカット。
あたりです。
ボツになってるインタビューもたくさんあるだろうし、素材なんて山ほどあるだろうし、撮影しているときから仕上がりが決まっているわけではないと思うのだけど、今年が一番大胆な気がする。
大胆に「普通」を描いた気がする(笑)。
2代目メンバーが入って来ること、居ることが特別なことだった以前(この辺りが4thでは特別→日常になっていく流れがある)とは違い、2代目の存在は全く普通で日常になった。
その中でもさらに差を感じていたり、教育されていたり、初期メンはそうは思っていなかったりが一つのテーマだなと。「そういう日々を過ごしつつチーム8は続いているし、コンサートなどもしていますよ。」という感じ。
あとはOGという第0世代(今名付けた)を入れたことでしょうか。
つまり、OG(第0世代)+初期メン(第1世代)+2代目(第2世代)の3世代が今のエイトなのかもねと。来年は12人増えちゃうでしょうし、この形は今年最後でしょうし。
ただ「OGの存在が浮かんできた」のは実質的にはエイトの日関連なんだよなー。
それまではOGはたくさんいたけど、束的存在ではなかったし。。
そうすると、エイトの日まで見届けることが前提の動画だったのかなー。
あるいはエイトの日関連を境に大幅に構成が変わったのかなー。
エイトの日にはティザー動画も既にあったわけで。
A:元から「普通」を切り取ることを想定して作っていたのか
B:結果的に「普通」を描くことになったのか
X:OGの存在は構成を大幅に変えた理由になったのか
Y:OGの節がないとしたら本来はそこは何だったのか。
個人的には大幅な作り替えがあったんだろうなと想像してます。
8月のお盆期間あたりに。
そこの経緯とか考えとかが明らかになる時はないんだろうけど、聞いてみたいところではある。すごく興味がある。
音楽と構成と特にインタビューとにどう影響を与えたのか。
●他の部分
上記のようなことを考えたうえで
・ピアノのBGM
最初に思ったのがエピローグ部分で、ここでショパンのピアノ協奏曲1番ですかーと。しかもこの曲ここで終わりじゃないのよねw むしろ中間部で、それをこう使うんだーって。
まだまだエイトは続くんだなーって、そう思わせる曲の切り方。
ここでのれいちゃまの横顔は印象に残った人も多いと思う。
あとはラフマニノフの盛上がるところを杏華ちゃんと合わせたところ。
ステージの華やかさに憧れる感じ。
これらも含めて、エイトの日の横顔が素敵なものばかりだったのが今回の動画で特に印象的だったところかなー。
淡々と進んでいるけど、映像的には凝ってるし(横顔リフレインw?)、音楽も繊細だし、すごくきれいなんですよね。
・小栗、坂口ほぼカット
これも思った。念のため言っておきますと2人とも大好きです。
でもカットしたのがホント面白いなと。ゅぃゅぃかわいい!おじさんの「もっと映して」をさっぱり切り落としたところも本当に面白い。
小栗、坂口、倉野尾をたくさん映すとそこのPVになっちゃって、8の話じゃなくなっちゃうしね。ってそういう理由ではないんでしょうけど。
ぼく個人的には谷!藤園!野田!!ってなったのは大変うれしいことです(上と真逆のことだけどw)
でもそれ以上に本編は面白いなーって思った。
案外最後になって編成し直して成り行きで作った!とかそういうのもありそうでw
とまあ、いろいろ書き散らしましたが、今年もとても美味しく頂きました♪ごちそうさまでした。
●メモ
0:03 バッハ プレリュード第1番
7:29 ドビュッシー 喜びの島
8:48 ドビュッシー 水の反映
12:45 サティ あなたが欲しい
17:35 バッハ 主よ人の望みの喜びよ
22:08 ショパン ピアノ協奏曲第1番